agreeable 第65号(令和5年1月号)
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イエシロアリは溝をカバーして土壌の上に蟻道を造るので効果が出ないので、日本式の表面散布が必要」とこぼしていました。午後はハワイ大学で14時から2時間のハワイ大学の研究内容(特筆すべき研究はハワイ大学の玉城名誉教授が1980年代に開発した玄武岩の砂を用いたレスケミカル工法の物理的防蟻層)の説明のあと、天幕燻蒸の現場研修でした。24日はマウイ島に渡りゴルフ場でプレイしました。ゴルフ場は至る所に溶岩が露出しており、ボールは表面がデコボコの溶岩にあたると何処に跳ねていったかを探すのに難儀し、檜垣宮都先生もボールを探すのに苦労されました。開会式の入場時に登録証と入場券を渡され、寄付を求められ殆どの参加者は1ドル札を提出しました。そしてその寄付で集められたお札は大きな籠に入れられており、開会式で入場時に渡されたカード記載の番号で幸運者が告げられました。なんとその幸運者は私で、すべてのお札を受け取りました。筆をおくに際し、檜垣宮都先生は協会の会員宛に協会機関誌しろありで情報発信をされていますので紹介します。No・74号では「30周年記念特別座談会・シロアリ防除剤の現状と将来」で8名の学識経験者として論じて頂いています。No・123号では「国際木材保存会議(International Research Group on Wood Preservation :IRG32)奈良大会開催のお知らせ」を紹介されています。No・126号では「シロアリ防除の制度への対応」でハウスメーカー主導の10年保証に言及されています。No・132号では「蟻害・腐朽検査員制度に期待されるもの」で品確法に対応する検査員制度に言及されています。No・139号では会長として「協会の2005」で中古住宅の性能評価の特定現況検査制度がスタートしたことに言及されています。17agreeable No.65 January 2023/1昭和62年10月23日のハワイ大学訪問時の檜垣宮都先生(右)と私(左)マウイ島のゴルフプレイ中の写真ハワイ訪問時の記念写真 昭和62年(1987年)10月23日後列左から5人目が檜垣宮都先生、横断幕の左端佐々木英明氏、ほぼ中央の縞のシャツが岩川徹氏、前列左5人目が家内、6人目が私NPCA大会(ハワイ)の登録証        25日はNPCA開会式に、26日はNPCAの会議に参加しました。

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