ブロック剤高さ／巾共に５cm程度になるよう設置断熱材 ブロック剤は, 初期機能が低下しても設置ブロック剤に乳剤を散布することで機能回復するといった特徴がある。そういった利点から基礎断熱の被害物件に対しての弊社の駆除方法は, ブロック剤を使用することを基本としている。 基礎断熱物件に対する新築防除に関しては, メーカーも５年保証しているが, 再防除を考えた施工方法は今のところかなり限定される。駆除に関して保証出来る施工方法は更に限定されている。 基礎断熱物件に対する駆除・防除工法に関しては残念ながら「片手落ち」と言わざるを得ない状況といえる。 住宅の省エネ基準がどんどん厳しくなる中, 基礎断熱の採用は拡大の一途を辿っている。私達が手掛けなければならない基礎断熱物件の比率も間違いなく高まる事が予想される。 重要な事は, 基礎断熱物件に対する駆除・防除施工方法の早期確立である。我々は「施工保障を出せる工法をお客様に届けることが出来るか」を問われている。写真９ ブロック剤設置イメージを断面図３に記す。図３ ブロック材の処理3131
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