計1.601.30計0.460.330.400.411.600.40.240.540.401.58分以外の化学物質の中には しろありに忌避する物質があるなどで, 既存建築物の駆除現場では土壌処理剤が使われており, 将来, 駆除剤が出来るまで, 土壌処理剤を使用することを承認したものである。 薬剤量の積算方法 現場処理をするときに重要なのは積算であるが現場毎に木材の表面積や土壌処理長や面積を積算するのは困難である。この場合に有効なのが「倍率表」で, 広島市役所都市計画局建築指導課主任技師の沖本千代市氏【昭和45年(1970年)当時: 昭和44年(1970年)第12回全国大会で協会表彰を授与】が作成したものである。 この倍率表は山陽木材防腐株式会社の【白あり防除技術資料】計画資料No.2に掲載されているので, 下記に紹介する。この資料は広島で行われた沖本氏の説明会で頂いた。床面積㎡土 台大 引根 太70100注:柱は1mとする床面積㎡基礎0.950.870100 処理量の計算例:束石0.650.5柱 条件:予防駆除剤を1㎡当り300㎖(0.3ℓ)吹付, 土壌処理剤を1m当り1ℓ散布。但し, 面状散布は含んでいないが, 面状散布する箇所の面積に1㎡当り3ℓを計算して加える。 1.70㎡の木造住宅 予防駆除剤の処理量:70×1.6×0.3ℓ=33.6ℓ 土壌処理剤の散布量:70×1.6×1ℓ=112ℓ 2.100㎡の木造住宅 予防駆除剤の処理量:100×1.58×0.3ℓ=47.4ℓ 土壌処理剤の散布量:100×1.3×1ℓ=130ℓ表1 木造・木骨防火造の1階床面積に対する防蟻面積倍率表表2 木造・木骨防火造の1階床面積に対する防蟻長さ倍率表4343
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