コンクリートブロック試験体塩ビ管ff内径■■■■長さラジアータマツ配管試験体コンクリートブロック ■■■ ■■■■■■、厚み■■■■ラジアータマツターミメッシュ+ターミパージターミメッシュ+ターミクランプ写真6 コンクリートブロック試験体に付着した蟻土2)アメリカ合衆国 アメリカ農務省 木材製品昆虫研究・森林科学試験所及びハワイ大学にて防蟻性能を確認した。図1 防蟻試験 試験体写真7 配管試験体に付着した蟻土 日本での工法は3種類に分かれる。 ターミメッシュシステム 一般的な建築物への工法 ターミメッシュフォームシステム 基礎外断熱用工法 ターミメッシュリフォームシステム 既存建築物用工法写真5 試験体とその設置状況(鹿児島県)写真8 コンクリートブロック試験体の解体確認Termite Journal 2020.1 No.173334.2 海外での防蟻性能確認試験 海外でも試験を実施し, 防蟻性能を確認した。1)オーストラリア オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)昆虫学部にて4年間の屋外曝露試験を実施し, 防蟻性能を確認した。5. ターミメッシュシステムの日本での適用 ターミメッシュシステムは豪TMA社の日本法人で2000年に設立したターミメッシュジャパン㈱が供給するシステムと部材を使用して, 同社が開催する研修を受講して合格したシロアリの知識と施工技能を有するターミメッシュ認定施工士により施工されている。5.1 ターミメッシュシステム ターミメッシュシステムは一般的な新築の建築物においてシロアリの侵入が予見される場所にメッシュを施工する事で蟻害を予防する工法で配管周辺部分やコンクリートの打継部分などが主な施工箇所になる。1)配管周辺部分 基礎コンクリートと同時打設される基礎貫通配管周辺はコンクリート養生後の乾燥収縮により配管の周辺に隙間ができる事でシロアリが侵入する可能性がある事がこれまでの被害例やアンケート調査で指
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