しろありNo.176
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表紙写真:国指定史跡 「清見寺(せいけんじ)」 所在地:静岡県静岡市清水区興津清見寺町418-1清見寺は、臨済宗妙心寺派の寺院。歴史は極めて古く、約千三百年前の白鳳年間にまでさかのぼります。天武天皇朝の頃に、 この地に関所が設けられ、その鎮護として仏堂が建てられたことが始まりと伝えられています。昭和十一年には、徳川家康公が石組み、 植樹などを指図したといわれている庭園が国の名勝に指定され、平成六年には、境内全域が朝鮮通信使遺跡として国の史跡指定を受けています。令和2年6月26日 一般社団法人中部地区しろあり対策協会にて、蟻害・腐朽調査を実施しています。写真提供:清見寺No.176 2021年 7月公益社団法人 日本しろあり対策協会桑 崎 悠 介報 文海外文献博士論文抄録研究トピックスシロアリが引き起こす電気火災 ……………………………北九州市消防局 …(1)防蟻ケーブル開発の歴史 ……………………………………山 本 雅 也 …(7) 水性木材保護塗料・薬剤の開発 ……………………………埜 口   勇 …(11)中国産3種の新シノニムによるイエシロアリの再記載 …………Guan-Yu CHEN, Yun-Ling KE, Wei-Ren LIANG, Hou-Feng LI …(19) …………………………………………………………翻訳:藤 本 いずみ文化財建造物におけるシバンムシ科甲虫の被害と殺虫効果判定法に関する研究 …………………………………………………………………小 峰 幸 夫 …(31)ヤマトシロアリの腸から分離した微生物による水素産生 …………………………………………………………………板 倉 修 司 …(42)目 次しろあり

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