しろありNo.179
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Termite Journal 2023.1 No.179 1313写真13 曝露7年後の銅板ユニットの接触面 上:上段 下:下段 点線右側が接触ゾーン写真14 曝露7年後のトタン板施用区の接触面 上:上段 下:下段 点線右側が接触ゾーン写真15 曝露6年後*の塩ビ板ユニットの接触面 上:上段 下:下段 点線右側が接触ゾーン *塩ビ板ユニットは劣化のため6年で撤収写真16 曝露4年後の塩ビ板施用区試験材の接触ゾーン 腐朽で内部が軟化し、先端が丸い薬さじが容易に貫入図5  曝露7年経過後の各種ユニットの腐朽発生率 上:上段 下:下段  Gu:銅板 Glv:トタン板 PVC:塩ビ板 Ctrl:プレートなしは, 曝露2年目で上・下段ともに100%, すなわち全試験材のプレート接触面で腐朽が発生した。トタン板ユニットの腐朽発生率は, 曝露2年目までは40%以下に抑えられていたが, 3年目以降, 急激に上昇し, 5年目ゾーンでも腐朽劣化が激しいため(写真16), 6年で撤収した。 各ユニットのプレート接触面における腐朽発生率の推移を, 図5に示した。塩ビ板ユニットの腐朽発生率

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