Termite Journal 2023.1 No.1792424続き, シロアリの種類を問わずに, 本研究で構築した観察系や解析系を適用した個体レベルでの行動学的な解析を展開したい。５. 謝辞 本研究は, 公益財団法人日本しろあり対策協会の令和３年研究助成を受けて行った。また, 本研究の一部は, 科学研究費補助金21K18796の助成を受けたものである。このような機会を与えていただいたことで, 萌芽期にある研究を少しずつでも前に進めることができた。本研究を足がかりとして, 引き続き, 研究を発展させるよう努力したい。引用文献１ ）大村和香子・片岡厚・木口実（2011）: ヤマトシロアリの走行性に及ぼす波長の影響, 環動昆, 2011, 22（4）, 185-190２ ）M.W.J. Crosland & J.F.A. Traniello（1997）: Behavioral plasticity in division of labor in the lower termite Reticulitermes fukienensis, Naturwissenschaften, 84, 208-211
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