シロアリ及び腐朽防除施工の基礎知識 新版

【発行元】
公益社団法人日本しろあり対策協会

【編 集】
資格検定委員会

【サイズ】
A4/225ページ

【頒 価】
2,500円(税込)

【ISBN】
978-4-9903730-4-7

【概 要】
シロアリ防除の入門書。木材の性質、シロアリの生態とその被害、腐朽の種類や劣化のしくみ、防除薬剤の種類や性能、木造住宅の建築構造など、防除施工に必要な知識を掲載。住宅の生物劣化のメカニズムや原因から対策までを一冊にまとめています。(しろあり防除基礎講習会・実務知識講習会テキスト)

【目 次】
第1章 木材
 1.1 特徴と分類
 1.2 木材の構造と組織
 1.3 木材の性質
 1.4 製剤と乾燥
 1.5 合板、集成材等

第2章 シロアリの生態と被害
 2.1 シロアリの生物学
 2.2 シロアリの加害習性
 2.3 被害の探知と診断

第3章 腐朽
 3.1 劣化と腐朽
 3.2 木材を劣化する微生物,特に菌類について
 3.3 木材腐朽菌類
 3.4 木材腐朽菌類以外に劣化を生ずる微生物
 3.5 木材腐朽性担子菌類の形態と生活環
 3.6 木材が腐朽する条件
 3.7 腐朽の進行と木材の変質
 3.8 木材の耐久性とその試験方法
 3.9 住宅の劣化と腐朽の被害
 3.10 木造住宅の点検と腐朽の診断
 3.11 木造住宅に関連した,非生物劣化および非木材材料の劣化

第4章 防除薬剤
 4.1 防除薬剤の分類
 4.2 防除薬剤の性能
 4.3 乾材シロアリ用駆除薬剤
 4.4 ベイト工法用薬剤
 4.5 防蟻工法に用いられる防蟻剤
 4.6 加圧処理用木材保存剤
 4.7 防除薬剤の安全性
 4.8 アレルギー
 4.9 化学物質過敏症
 4.10 環境ホルモン
 4.11 防除薬剤の物理化学的性質
 4.12 防除薬剤の管理
 4.13 許容濃度
 4.14 防除薬剤の取扱い方法
 4.15 建築材料と防除薬剤
 4.16 防除薬剤の選び方と検査
 4.17 防除薬剤の保管
 4.18 薬剤による中毒および対策
 4.19 環境汚染防止
 4.20 防除薬剤の濃度等の求め方
 4.21 防除薬剤各論

第5章 建築物に関する知識
 5.1 建築物概論
 5.2 木造住宅概論
 5.3 各部構造材の役割と構法
 5.4 下地・仕上の役割と構法
 5.5 構造耐力

第6章 防除施工
 6.1 はじめに
 6.2 関連法規
 6.3 防除施工の基本
 6.4 公益社団法人日本しろあり対策協会防除施工基本大綱
 6.5 新築建築物しろあり予防処理標準仕様書
 6.6 既存建築物しろあり防除処理標準仕様書
 6.7 維持管理型しろあり防除工法標準仕様書
 6.8 工法別の詳細
 6.9 乾材シロアリの総合管理システム
 6.10 住宅金融支援機構フラット35対応木造住宅工事仕様書について
 6.11 安全管理基準
© 1999 The Japan Termite Control Association.